特別講演(第31回e-CC研修セミナー)

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第8期を迎えたNPO e-コミュニケーション・コンソーシアムの幹事会を、5月19日、午後半日かけて、国立情報学研究所で開いた。6月3日(土)に東大で予定されている第8期理事会・総会・特別講演会の準備が目的。
eラーニングのコンテンツとシステムの研究開発をテーマに、
①コンテンツ流通事業、
②電子教科書事業、
③研修セミナー事業、
を3本柱とする活動も新たな発展への転機を迎えている。
「紺屋の白袴」ともいえる、Webサイト充実やメーリングリストの活用など、自らのICT活用の下手さ加減が再認識させられた。今期こそこれらの活用によって、会員相互の情報交換を密に図っていきたい。(事務局)

【理事会、総会、特別講演会のご案内】
第8期NPO e-コミュニケーション・コンソーシアム理事会、総会、特別講演会を下記の通り開催します。講演会は、会員に限らず興味のある方に公開しています。
・日 時:6月3日(土)、14時から理事会、15時から総会、16時から特別講演会
・会 場:東京大学工学部6号館3階セミナー室AD

【特別講演(第31回e-CC研修セミナー)】
ICTを用いた教育改革のこれから - 特に新しい書籍出版の形 -
・日 時:2017年6月3日(土) 16:00~17:30
・会 場:東京大学工学部6号館3階セミナー室AD
・講 師:東京大学数理・情報教育研究センター 藤原毅夫
・参加費:1,000円(会員は無料)、講演後の懇親会は3,000円
講師からのメッセージ
私は東大工学系研究科を10年前に定年退職し、この10年間大学総合教育研究センターで、学術俯瞰講義の導入、OpenCourseWareの導入と効率化、国際センターにおけるサマープログラムの立ち上げ、東京大学授業カタログ、UTokyo-eTEXT、東京大学工学教程、OCWx、UTOPなど様々な、ICTを用いた教育ツールの提案と開発に携わってきた。
これらのことを私自身がやってきたのは、大学の教員は若いうちは研究に大半の力を注ぎ、それに数分の一の力を教育に費すべきであり、一方、教育は大学が組織的に力を尽くして方向性の明確化と効率化を図るべきであるという、従来の考えを実現したいという思いがあったためである。
最近はさらに、このような「教育コンテンツの開放」の目的を明確にしなくては、大学経費の持ち出しは雪だるま式に増大し、そのうち教育、特に「社会貢献としての教育」によって大学は体力的にも経済的にも崩壊するのではないかと思うようになった。
本講演では、これまで何を目的に何を開発してきたか、開発の具体的な成果をお見せしながら紹介し、どのような目的に集約させてきたか、さらに今後何をすべきと考えているかをお話したい。特に「工学教程」では全工学分野を170巻の書籍でカバーする計画であるが、そのままではもう一つこれまでのような単行本の山を作るだけになってしまう。ICTを活用することで全く新しい書籍とすることを試みているのでそこに重点を置いてお話したい。ぜひ出版社の方々にも聞いていただきたいと希望している。
【注意】当日、特別講演会のみに参加される方は、同会場で理事会(14時から)、総会(15時から)を開催していますので、16時45分終了予定まで、会場の外でお待ちいただくことになりますので、ご承知おきください。

 

カテゴリー: 研修・セミナー情報