第3回e-CC研修セミナーコンテンツ

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演題①:「電子出版に関する著作権問題と出版会の対応」

講師:弁護士・用賀法律事務所 村瀬 拓男

要約: アマゾン、アップル、グーグルなど米国勢の「電子書籍」来襲を受けて、日本の出版界も対応に追われている。コンテンツ囲い込みなどの新しいビジネスモデルに対抗して、関係企業の系列・連携化、「書デジ懇」設立と日本語フォーマット標準化、フェアユースを巡る著作権改定の動きと出版者の権利など、風雲急を告げている。はたして、従来の紙刷り製本による出版と電子出版は、共存共栄を図ることができるのか、読者にとってどうなることがメリットなのか、出版界の内側から現状を分析していただく。 講師略歴: 1985年、東京大学工学部土木工学科を卒業して新潮社ご入社。雑誌編集後、主として電子出版など新規事業を担当。2006年、弁護士登録、出身の新潮社の法務を担当する傍ら、日本書籍出版協会の知的財産権委員会幹事、日本電子書籍出版社協会監事を務める。「電子書籍の真実」(マイコミ新書)の著書ほか評論、講演多数。

Website:  ・「電子出版に関する著作権問題と出版会の対応」(WebELSコンテンツ)

http://webels.e-cc.asia/WebELSx/flashview.jsp?id=51850926&validkey=60ec754204f8017025536eb283ab8de6

※e-CC用WebELSサーバは静岡大学様クラウド情報基盤 SUCCES(Shizuoka University Cloud Computing Eco System)上で動作しています。

日本電子書籍出版社協会

 

演題②:「電子出版を拡大させるにはどうしたらよいか? 」

講師:政策大学院大学教授 岡本 薫

【講演者からのメッセージ】 私は価値的相対主義者であるため、「著作権を保護すること」にも「コンテンツを流通させること」にも「価値がある」とは思っていません。世の中のあらゆることは「目標←手段」という軸でとらえることができますが「目標」は各人の価値観・倫理観で決まるものですので価値的相対主義者は議論できません。他方「手段」は 目的合理性の観点からロジカルに議論できます。今回は主催者から「電子出版を拡大するのが良いことだ」という「目標」が示されましたので(私自身はそれを肯定も否定もしませんが)それを実現するための「手段」について、(1)法改正、(2)契約促進-の2つに分けてお話します。 講師略歴: 1979年、東京大学理学部卒業、元文化庁国際著作権課長・著作権課長歴任。「著作権インターネット条約」の策定を主導するとともに、国内では政策形成の民主化を推進した著作権政策の第一人者。「著作権の考え方」(岩波新書)、「出版関係者のために 著作権とのつきあい方」(商事法務)、「学校情報化のマネジメント」(明治図書)など著書多数。

Website:  ・「電子出版を拡大させるにはどうしたらよいか?」(WebELSコンテンツ)

 

 

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